そうじゅの一口馬主記

日記的なやつ

個別記事にするほどでもない雑記のまとめ

出資馬の近況更新と一緒に載せるには何とも言えない個別の内容をまとめた記事です。
この日記を書いている人の個人の感想・主張なので本気で受け取らないでください……!(弱気)

●出資したクラブのここまでの印象
NOC(ノルマンディーオーナーズクラブ)
 会費1100円を思えば十分なサービス(コメント更新や調教タイムの記載等)
 クラブのモットーに関しては環境変化や頭数増等で厳しいことになってきている
 未勝利及び新馬戦の開催が短くなるなか、遅くなっていくデビュー
 (テコ入れ中らしいので22年度産駒からどれくらい良くなるか……!)
 →中央から地方に一旦行くルートを持っているのでカバーでき……る…?
 血統以外にも馬体や歩様・厩舎情報等で総合的に出資の判断が必要で難しい
 高くても売れる+馬自体の価格高騰化で全体的に値段が高くなってきている
 会員の層的にXでは大騒ぎする印象がない

インターネットで言われているように、サブクラブ向けの印象があります。
(母体からして個人馬主やREX・ウインやラフィアンの下にノルマンですからね)
会費が安い・オープンに行ける馬も母数の多さの割に多くない・ただしレースの数を使ってプラスを取りにいく
というスタンスなのでそれはそう。
ただ、デビューが遅くとも地方→中央のルートもあるので、出資馬が頑張っている姿を長く見たい人向けですね。
ただ、地方から戻ってきても中央1勝クラスで勝てないどころか掲示板にも入れなくて
赤字を垂れ流してしまう可能性もあるので、ここに関しては良くも悪くもかと。
基本的には第2のデアリングタクトを狙うクラブではないです。
ブラゾンドゥリスやアリンナ、ミニオンペールを狙いに行くクラブだと思います。

安くて頑丈ですが一杯走ってくれてかつ3勝クラス・OPクラスでコンスタントに掲示板に載る馬への出資を目指して…!

・YGG(YGGオーナーズクラブ)
 4口までは会費が段階式、口数小さくスタートが可能
 とはいえ4口を超えると3300円なので普通のクラブの値段で安くはない
 出資馬の情報更新は多い、DMMほど凝った内容ではないにせよかなり多い(はず)
 使いだしは普通、脚元不安がなければガンガン使っていく方かと
 地方馬への出資の口数が多い(1/500)のが一番の特徴
 →前述の会費のそれも相まって、初期費用をすごく低くスタート可能
 中央馬はミーハー出資の方が結果が出ている気がします
 地方スタート馬はよほどでもない限り1勝はします、ただ出資金込みでプラスはかなり難しい
 このクラブも中央→地方のルートがあるのでファンドとしての出資期間は長め
 出資非出資に関わらず、クラブ馬が勝つとX等で会員皆でワイワイしています
 なぜか活躍が隔年傾向という不思議

名門下河辺牧場出身のドライスタウトの活躍が目立つバイヤー系のクラブですね。
バイヤー系ではあるものの、牝馬預託や特定の牧場とツテがあるようで
一部の牝馬の仔は連続して募集されることがあります。
NOC同様にたくさんレースを使って稼いでなんぼのスタンスですね。
地方馬に関しては故障がなければ年間10戦近く走るので、クラブ馬という枠の中ではめちゃくちゃ走ってます。
中央でダメで地方に行くのはNOCよりも多いですね、極力賞金を稼ぐ方法を模索している印象です。
地方に行ったとしても所属を転戦して適正の有無を何とか見つけようとするので、良くも悪くもファンド継続は長くなりがちです。
なので、ダートを走れない馬の場合はファンド解散までがしんどい期間になってしまうかなと……
逆に言うと、地方のいずれかで適正がハマればしばらくチャリンチャリンできます。
門別スタートの仔はデビューが早く、坂路パワーで2歳戦のうちは移籍しても勝ちが見込めるのでおすすめですね。
とはいえ地方競馬は各種手当・賞金が少なく、地方重賞クラスに出られる馬でないと収支プラスは中央所属の仔より難しいです。
また、中央所属でも2勝クラスに手が届く子は現状多くないので、一口馬主で収益を出そうという人向きではなさそうです……
ただ、馬代以上を稼げるように運用されているので、会費を払って諸々のサービスを受けている……
のスタンスの方が精神衛生上良いかなと思います。
XやLINEのオープンチャットでワイワイしているので、その点でもライトな印象が強いです。

多少の赤字があっても、楽しく安価にスタートできてかつ出資馬の勝つところが見たい…!
みたいな一口馬主のスタートを切るのには適しているのかなと!
門別スタートの仔を選べば走り出しも早いですので、そこから1口でスタートするのがベター……ですかね。

 

●トレベルオールの移籍のあれこれ推測
全姉が中央で1勝する能力があるにも関わらず地方スタート、
同い年のクリスタライズはスーパーフレッシュを勝ち、
調教でも中々の好時計を出してにわかに注目を集めて、
初戦で亀井騎手をラチ外に放り投げたことで、YGG会員の注目を集めてしまっ
本馬ですが、2023/11/14現在では佐賀競馬の真島厩舎に所属しています。
出走停止のペナルティもあって移籍できる地方が限られてたとはいえ
どうして真島調教師が引き受けてくれたのかなということを少し掘ってみました。

まずはYGGサイドの都合ですが、
 門別では鞍上が見つけられず、唯一乗ってくれる騎手も怖がってレースにならない
 このままでは門別にいても良い事にはならないとみて、どうしても移籍がしたい

そして真島厩舎サイドの都合ですが
 2歳馬の所属が3頭、移籍先探し中の2023/8/10時点でうち2頭未デビューでデビュー予定もたたず
 デビュー済みの2歳馬はメインに顔を出すのも厳しそう
 去年は飛燕賞を取ったりなんだりで佐賀3歳に顔を出したものの現状苦しい
ということで、去年比で2歳戦線では一歩遅れを取っているような状況。
同年度に調教師デビューした鮫島調教師は今年いきなり九州ダービーを獲得、
来年度にも期待できる馬が1頭います。
こうなると真島調教師としては思う所が多分にあったはず。

加えてもう一つ佐賀競馬には出水騎手がいました。
趣味は釣りですが、今年になってバンジージャンプにハマっておりスリルを楽しめるタイプ……!
競馬面での特徴は……すみません、騎手技術に関して私は明るくないので詳しい人に委ねます…(´・ω・)
ただ、トレベルオールの佐賀2戦目のように積極的な競馬をする印象が個人的にはあります。
一番の特徴は圧倒的な騎乗数ですね。
デビュー年は流石に控えめでしたが、2年目以降は毎年佐賀で1-2番目の騎乗数をこなしています。
前述の本人の気質に加えて、馬を選ばずに乗ってくれる騎手であり、
トレベルオールを引き受けたのも出水騎手が手を挙げてくれたからではないかと。
ちなみに出水騎手は勝率だけで言えば佐賀レジェンドの山口騎手、若き天才飛田騎手、父が佐賀競馬調教師リーディング上位で競馬一族の山田騎手
そして何人かのベテランには及ばないですが、それでも上位です。
1-2番人気の騎乗回数が増えている→馬質が上がっているのは勿論ありますが、
それらの馬の勝率・連対率が上がっているので実力もついてきているのは間違いないのかと。
代わりに今年は345番人気の馬の連対率が下がっているので、少し優等生な騎乗をしているのでしょうか。

で、トレベルオール自体は気性難の様子があったとはいえ段々と良化の気配があって、
能力自体は門別2歳比で見ても悪くはないといった状況。
それなら「2歳~来年の佐賀3歳戦で走らせてくれるなら預かる」といった形で真島調教師が手を挙げて、
YGGサイドとしてもこれ以上門別にいてもどうしようもないので、その条件を飲んでの移籍なのかと予想しています。

そして佐賀の2歳~3歳戦は圧倒的に地元デビュー馬及び牝馬が優遇されています。
来年の3歳メイン所に出走するためにも是が非でも賞金及び勝ち星を積み上げないといけないので、
移籍以降はひたすら出走をしているのかなと……(無論馬の状態は見ているでしょうけれど)

加えてですが、11/20に厩舎所属の2歳牡馬(ウルトラクロス)もこの記事を書いている途中にデビューしました。
が、結果は勝ち馬から4馬身離されての2着、3桁賞金を得ることはかなわず……
走りぶりを見るにもうちょっと距離があっても感はあったので、一般戦→古伊万里特別→佐賀皐月賞を狙っていく形で使うのかなと思っています。
この馬の佐賀3歳戦での目途が立つ=TBOの移籍も見えてくるかなというところで、
TBOと共に成長していって、2頭でウルトラノホシに食い下がれたら嬉しいですね!

 

それではまた('ω')ノ