そうじゅの一口馬主記

日記的なやつ

一口馬主的に佐賀競馬はどうなのか

YGGのトレベルオールが佐賀競馬所属となったことで去年から今年にかけて
結構色々調べたのでそれを書き残しておこうかなというやつです。
あとはノルマンディーで募集予定のレディエントブルーの22が佐賀でそこそこやれる感ありそうなので出資の一助になれば。。
内容は後で修正かけるかもしれません。
・2024/04/10 コース特徴とレディエントブルーの22について追記しました。

一口馬主的に佐賀競馬はどうなのか

◎収支面

収支の面については、募集開始を2-3歳の世代戦で稼ぎ切れる可能性がある馬かどうかがポイントになるかと思います。
具体的にどのレースがどれくらいの賞金かは後述します。
古馬戦線で大きい賞金獲得するのはかなり厳しいかなと。。
平場の賞金が安いのももちろんありますが、中央や他地方で頭打ちになったテソーロ軍団・他地方からの移籍馬がどうしても強いです。
中央・外厩できちっと育成されたこれらの馬に佐賀だけでずっと頑張っている馬だと、
レース環境や育成環境の差なのか中々勝てないのが現状です。。


◎良い所

・(中央や南関比で)出資馬の勝ちが見やすい

 特にYGGのように門別スタート→佐賀移籍であればなおの事。
 クラブ馬であれば1勝もできずに終わることがほぼないので、少し走れる馬なら複数勝てることも。
 どうしても出資馬で勝ちたいって人には刺さるかもしれません。


・世代戦を追いかけやすい

 2-3歳時の世代戦は頭数が少ないので趨勢を追いかけやすく、世代レベルによっては重賞に出ることも可能
 馬券的に取りやすいですし、ライバル関係とかはっきり見えるのは面白いです(∩´∀`)∩


・地方なので諸コストが安い

 佐賀に限った話でもないですが一応。
 佐賀に関してはレース賞金から諸々の費用が引かれる仕組みになっているようで、
 馬が頑張った月は出費欄の記載がワンコイン未満になることも。


・募集価格が安価

 今年のレディエントブルーの22(790)は高い方で
 ヒドゥンヴェールの22(440)とかマイラッキーの21(540)とかぐらいの価格で募集される印象です。


◎悪い所

・平場の賞金が低い

 大体賞金の高低は中央>南関>都会>郊外ですが、この中だと佐賀は郊外のところです。
 一般戦であれば2歳時は60万、3歳以降はクラス次第ですが1勝で40-88万ぐらいです。


・世代戦で頭打ちになった場合、世代戦に出ている間は同じ馬に何度もボコられる

 世代頭数やレース編成の関係で同じ相手と頻繁に組まれることになるため、
 どうやっても勝てない相手と条件や適正が被るとままならないことがあります。
 2024年の3歳上位世代だと平場にも出てくるトゥールリーにみんなボコボコにされてますね。
 こうなると賞金的にも美味しくないのが悲しい所。

◎結局のところどうなの

鶏口牛後(特に2‐3歳世代のうち)を是として、それができる馬だと思ったら行くのはいいのではないかと。
現地観戦できてそれを楽しむ方であればなおのこと。
一口馬主でプラス収支を重視する人向けではないですかね。。


◎参考

・レース賞金

世代戦重賞と一般戦の賞金は以下の通りです。
+αの世代戦として
佐賀デビュー馬の場合:佐賀デビュー馬限定戦
九州産駒の場合:九州産馬限定のスーパーホープフルと各交流重賞、それのトライアル
があります。その分賞金が積み上げやすいです。

データ元:https://www.sagakeiba.net/wp-content/uploads/2024/03/2024syoukinteate.pdf

重賞

重賞以外

 

・佐賀所属クラブ馬の募集価格と賞金(私の把握している範囲)

・20年度産駒
 サツマハヤト:330万募集、216万獲得(ファンド解散済)
・21年度産駒
 トワイライトサーガ:540万募集、290万獲得(2024年頭に故障して休養中)
 エレスペール:660万募集、228万獲得(九州産馬、故障引退でファンド解散済)
 トレベルオール:990万募集、517万獲得(※色々あって門別から佐賀に移籍)
・22年度産駒
 アイラシカ:440万募集(門別から早期に移籍予定)
 (レディエントブルーの22):790万募集(九州産馬)

トレベルオールは記載しましたが佐賀移籍想定ではなかったはずなので、ノーカウントにしてもいいと思います('ω')
アイラシカは募集価格が安いですが、門別スタートで佐賀デビュー馬限定戦を使えないのが泣き所(´・ω・)
レディエントブルーの22は九州産馬ですが、早期始動しないとその恩恵がないのでそれができるかどうかが焦点ですね。

・レディエントブルーの22についての個人的な感想

この記事を書いている時点ではコメントが出ていないのですが、小野町には移動済みとのこと。
となると小野町で少し回復、乗り込みをしてから早期始動のため佐賀に移動が目標……ですかね。
ここまで十分に坂路でトレーニングできているのかどうかが一番気になるポイントです。
15秒代とかやってもらってないとちょっと。。。
佐賀競馬場に移動したら基本はコースでの乗り込みしかできなくなるので、秋頃の門別移籍組が来た頃にどうしても調教の差で苦しくなると思います。
(秋口には目立った重賞がなくなるので、その頃に坂路がある外厩に行って乗り込むのは手かなぁと)
血統面とか歩様や測尺等はよくわからないので掘り下げませんが
ダノンレジェンド、菅位の太さ、所属厩舎はいい感じのように見えます。
行くかどうかは………前向きではないものの、今年にかけて佐賀競馬が結構好きになったのでぎりぎりまで考える予定です。
(以下追記分)
とか言ってたら募集開始1.5時間で満口になっていて様子見もへったくれもなくなってました。ウケる(;^ω^)
一応コメント更新だけ見た時は北海道でハロン16秒の乗り込みをやっていたようなので早期デビューできそうなできなさそうな。。
といったものの、例えば門別所属馬とかは年明け頃から15-15とかやっているので乗り込み不足感がやや否めない気もします。

 

佐賀競馬場のコース特徴

基本的にメインの距離は1400mです。
スプリント戦だと900m、中距離戦だと1750m・1800mで、中間が1300m・1400m
佐賀記念や栄城賞等の大レースだと2000mで、ごくまれに1860m戦が組まれます。
砂粒が大きくてパワー系の馬が有利と言われてますね。
高低差がほぼなく直線が200mと短く内ラチ近辺はコース砂が厚くなっているので、経済コースを逃げきれる馬が勝つことが多いですね。
といいつつ、1750m~の距離だと普段1400m走っている馬がバテたりで、意外と後ろから行く馬が馬券内に飛び込んできたりします。
出資馬を選ぶなら以下になるのかなと。
・コンスタントに稼ぐ:1400mの小回り向きで、できれば前目でレースできそうな馬
・佐賀3冠とか大きい所狙い:1700m-2000mの小回りが得意そうな馬
レディエントブルーの22とかまさに前者っぽい感じがします。

 

それではまた('ω')ノ